海外教育機関 KICE様
高性能な評価システムを支えるスキャナImage Value20P Series導入事例

KICEは、毎年50万人以上の学生が受験する大学修学能力試験や定期的におこなわれる模擬試験、教員の資格試験などの計画から採点までを管理・運営。さらには、学校カリキュラムの基礎研究や開発、教育用図書の開発及び認定、小学校、中学校、高校の教室で効果的な教育と学習活動を促進するための教育と学習の支援プロジェクトの提供まで行っています。また、教育の全国評価の提供、OECD、国連教育科学文化機関（UNESCO）、世界銀行、アジア開発銀行（ADB）など国際機関とのネットワーキング活動など行い国際舞台での相互成長の価値を促進するために、国際協力においても適切な中長期プログラムを開発しています。

KICEでは、大韓民国を代表する採点機関として年間約3000万枚以上の答案用紙を採点。多くの時間、人員、期間を投入していました。

採点業務の特性に応じて、限られた期間内に正確な採点結果を迅速に受験生に提供する必要があるため、迅速かつ正確な答案用紙のスキャンが非常に重要。そう考え、迅速性、安定性、効率性を向上するためのスキャナ装備の導入を検討していました。

導入前は、スキャナ機器の頻繁な故障やスキャン結果、品質不良、技術支援不良などで新たな採点環境を安定的に運営できるかという懸念がありました。しかし、実際には懸念事項は発生せず、現在まで安定稼働しています。高速スキャナ ImageValue 20P Seriesの導入により、迅速な答案用紙のスキャンが可能になり、効率的な採点体系を築くことができ、採点の迅速性と精度に大きく貢献しています。

では、KICEにはどんなスキャナ装備が適しているのか？ 多数の低速スキャナ装備で処理するよりも、少数の高速スキャナ装備で答案用紙を処理することが採点の迅速性と正確性、効率性を高めると判断して導入を決定したのが、プリマジェストのスキャナ ImageValue 20P Seriesです。2011年にIV500を2台、2016年にIV600を2台追加導入し、計4台のスキャナ装備を使用しています。

KICEは、答案用紙をスキャンした後、画像の表記情報を自体（韓国協力会社）認識エンジンとして認識しているため、認識情報がより正確になるように、KICE環境に合わせ最適化されたスキャンイメージが提供されることを希望。PC運営体制の変化などIT環境技術発展に伴う迅速な対応などで最新技術を使用できるように情報および技術についても提供を希望しています。