CASE
株式会社クラシアン様
業務効率化の実現を
目指したRPA導入
水まわりの緊急修理サービスを手がけるクラシアン社は「安くて、早くて、安心」をキャッチフレーズに、国内最大手の水回りトータルアドバイザーとして業績を拡大させています。事業のさらなる拡大と多角化に向けた体制を強化すべく、RPA活用による業務効率化の推進についてお話を伺いました。
RPA導入検討における課題
事業拡大に伴い事務内容が幾度も変更、処理量は増加の一途。
この課題を解決すべく、事務処理変化への高い柔軟性と事務処理負荷軽減の可能性が期待できる手法として、RPAの導入を検討。
クラシアンの法人顧客は全国展開している企業も多く、年々その数は増え続けています。それに伴い、企業ごとの専用システムへの入力作業などが増え、事務処理作業が煩雑化、多様化する中で人手が足りず、コストは増加するといった状況でした。昨今の「働き方改革」の推進を考慮しても、いかに人を増やさず業務を効率化するかは喫緊の課題でした。
また、日々のルーチンワークではミスは禁物、入力作業を担当する社員にかかるストレスを軽減したいという思いもありました。
その解決手法を模索するにあたり、クラシアンでは次の2点の条件を設定し、それを満たすものとしてRPA導入の検討に至りました。
①将来の事務処理作業の増加と多様化を見据え、柔軟に対応できる
②利潤最大化のため、導入・維持コストともに安価なソリューション
しかし、RPAに関する知識やノウハウがなく、RPAでどんなことが実現できるのか、どの業務がRPAに向いているのかがわからないという現状もありました。
導入効果
顧客の業務改善実績が豊富なプリマジェストの提案
RPA活用ノウハウを駆使して業務分析を実施。
RPA導入までのワークフローを提示。
どの業務をRPA化できるのか、分析手法のノウハウがないという現状に対し、プリマジェストによる業務分析、ヒアリング、POC(費用対効果の検証)、クラシアンから提示していた100業務のうちRPA化が可能な業務の抽出を行い、結果分析を実施。さらに本格的な導入に向けて、社員がRPAを構築できるようにするための講習会を開催し、フォーマットを提案・導入するなど、一気通貫したサポートをいただきました。
RPAは製品をつくって渡すというものではなく、あくまでも当事者が社内の状況に合わせて独自にカスタマイズし、運用していくという製品です。したがって、独自に運用できなければ無用の長物になりかねず、結局手作業に逆戻りするケースが多く見られます。プリマジェストの提案や細かなサポートは、そうした事態を避けるための対策であり、クラシアンが求める2つの条件に合致するものでもありました。
改善内容
RPA導入における大きな業務削減効果
対象業務のRPA化に成功。
RPAがクラシアンの成長に欠かせないツールに。
法人事業本部 営業推進部 業務課 課長
茨木 三佳氏
本格導入前に効果検証を行うため、RPA対象業務を19業務に設定し導入した結果、大きな業務削減効果が得られました。実際に目に見える効果としては、全国で約700名いるスタッフのETC料金明細の管理が挙げられます。それまで一人ひとりについて入力作業を行い、その月の明細をすべて表示するという方法を取っていました。それが、RPAの導入によってボタンひとつで全従業員の明細を自動的に計算し、エクセルに反映できるようになったのは驚きでした。人手の面でも、約4人で3日かけて行っていたものが、ボタンを押して結果を待つだけとなり、効率化の面で大きく前進したと実感しています。
Reason
プリマジェスト選定理由
RPAの検討から導入までサポート・
運用支援から利用拡大支援までのサービス
単なるRPAの導入支援ではなく、RPAの最も効果的な導入方法から運用体制まで、プリマジェストが培ってきたノウハウや知見を提供。
一番の選定理由は、プリマジェストが持つ業務効率化ノウハウや知見を提供してもらえる事でしたが、「RPAが作業しやすいように、効果的にフローを変える」という事にも興味を持ったからです。実際に、3つの業務についてRPAに合わせたフローのサンプルをつくっていただき、効果を確認できた事が高い信頼性につながりました。また、RPAの特徴と業務運用面の両面から弊社の現状を分析し、RPA導入による業務の「最適解のあるべき姿」を提案いただいた事も、高い評価の理由になっています。
将来に向けて
RPA活用における対象業務の拡大
今後は業務の効率化により創出された機会を活用し、事業のさらなる拡大と多角化の対応に向け、十分な体制の強化を進めていく。
今後、新たに発生する業務についても、RPAを導入する事を検討しています。作業を効率化する事によって、今までカバーできなかったお客様の要望にも応える事ができる期待感が生まれ、クリエイティビティを発揮した新しい事業へのチャレンジ、多角化への道筋が見えてきたと思います。
さらに将来的にはデジタル業務(業務受付時から電子的なもの)のみならず、アナログ業務(業務受付時は紙の状態)でも導入を検討したいと考えております。アナログ業務では紙の情報をデジタル化する入力業務が発生します。そこでOCRも組み合わせる事でさらなる効率化を実現したいと思っています。
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