SOLUTION

銀行
- 返戻郵便
ソリューション

返戻郵便の封筒をそのままスキャン可能な機器とOCRを活用し、返戻情報のデータ化と
自動分類を実現

POINT.01
封筒対応スキャナで封筒
そのままでのスキャンが可能
POINT.02
OCRを活用した返戻情報のデータ化と
分類でコスト削減と業務効率化
POINT.03
返戻情報のデータ化で
顧客情報との連携でデータ分析

ソリューション概要

あらゆるシーンでペーパレス化が進む中でも、顧客への各種案内やサービスの利用目的の確認手段として「郵便(封書)」での対応は継続しています。郵便返戻に関する業務は、紙ではなく「封筒」の取扱いとなるため、適用できる機器やコスト削減に有効なソリューションが少ないのが現状です。

郵便返戻の業務は、返戻理由ごとの確認や分類に多くの工数がかかり、郵便物の量による人員の繁閑対応についての課題が挙げられます。プリマジェストの「返戻郵便ソリューション」は、「LSA-E 卓上型高速封筒スキャナ・ソータ」などの機器を使い、封筒のままでスキャンが可能です。

同時に封筒の窓枠などにバーコードやQRコードの印字をOCRで読み取り、その後バーコード情報や活字情報を不着データとして後方の個人情報を管理しているシステムなどに連携します。

現物の封筒は、分類機能を使って返戻理由別など、お客様の業務要件に応じて自動分類を行います。これにより、今まで多くの人員を必要としていた業務を少ない人数で行う事ができるようになるため、分類ミスの抑制や少ない人数での対応が可能となり、コスト削減と業務効率化に繋がります。
さらには返戻情報をデータ化する事で顧客情報との連携でデータ分析が可能となります。

Problem solving

Before
返戻理由区分にもとづく
手作業での分類作業
After
分類作業をスキャナ・OCRなどの
自動化で返戻情報のデータ化と
業務効率を実現
Before
属人的な要員教育やミス発生時の労力
After
自動化による教育費の削減と
事務品質の向上
Before
繁閑対応時の人員調整が必要
After
人員作業を機械で
対応し作業量の平準化

ソリューション詳細

返戻理由ごとの分類作業で業務効率化を実現

01

返戻郵便は、配達業者が封筒に返戻理由を記載した付箋や押印を行い、受け取った側は返戻理由ごとに分類していきます。その後、返戻理由情報を必要な部署へ連携させる作業が必要ですが、データ化されていないため、連携作業には多くの工数がかかります。また、返戻郵便の分類方法が変更される場合、作業者は都度覚える必要があり、要員の教育が属人的になりがちです。

■返戻郵便ソリューションを導入した場合:「LSA-E 卓上型高速封筒スキャナ・ソータ」を使用
(1)封筒のスキャンと同時にイメージ上からバーコードや活字文字、QRコードを封筒の窓枠などに印字することにより、OCRで読み取ります。

(2)不着データの登録と、返戻理由別など業務要件に応じた自動分類を行います。

■期待できる効果
(1)業務効率化とコスト削減
バーコードリーダでの読み取りや返戻理由区分をその都度覚える必要がなくなるため、属人化に頼らず分類ミスの抑制・教育費などのコスト削減につながります。

(2)イメージデータの活用
封筒のイメージデータと不着データを紐づけした場合、証跡として閲覧可能となり、コールセンターでの顧客対応時間の短縮や満足度向上などに繋がります。

繁閑対応の低減

02

郵便物の発送は年間を通して均一ではないため、繁閑差があります。発送が多い時期は当然、返戻も多くなり人員の応援体制の調整に手間がかかりますが、スキャナ・OCR等システム化により、業務効率化とコスト削減につながります。