SOLUTION

予約購買業務推進DXクラウドサービス
[ PiiRepo®(ピーレポ) ]

「予約購買業務」の効率化と営農指導活動の強化。さらなる「出向く体制づくり」の構築を支援します。

POINT.01
紙書類の「スキャン」やスマートフォン等からの「セルフエントリー」で、入力作業完結
POINT.02
データを「検索・抽出・分析」 現状の見える化
POINT.03
人員・時間を創出し、組合員への「対話推進活動」の変革を支援

ソリューション概要

JAグループでは、「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を目標とする、「創造的自己改革」の実践が進められています。営農経済事業においては、「推進活動(組合員に対するコミュニケーション)の強化」や「出向く体制づくり」の取り組みが重要であり、喫緊の課題と考えられています。これらの課題を解決するため、業務の効率化、人員・時間の創出は必要不可欠です。

これまでプリマジェストでは、手作業で行っていた入力業務を、「OCR+RPA」の導入により入力業務の時間短縮を実現してきました。予約購買業務推進DXクラウドサービス「Primagest Image Insights Report (以下 PiiRepo®)」では、より一層の業務効率化を実現するため、JAグループのDX推進を後押しします。

「PiiRepo®」では、資材・肥料等の注文書など、紙書類の入力・確認業務を行うことなく、各書類のデータ化や分析が迅速にできるようになります。紙書類のスキャンデータや、スマートフォン等からの注文データをアップロードすることにより、クラウド上でデータの生成および保管が行われます。また、クラウドで管理されたデータは、検索・修正、分析をすることが可能です。これにより、組合員の状況や経過をタイムリーに把握し、円滑で的確な推進活動につなげることができます。

これらは、職員の時間確保に繋がることで「推進活動」「出向く体制づくり」の強化となり、結果として組合員の満足度向上・収益拡大に貢献します。さらに、在庫適正化も促進され、当用から予約への誘導が可能となることで、組合員にとって有益な情報を、より的確に提供できるようになります。

「PiiRepo®」は、小規模な仕組みから着手するスモールスタートが可能です。着実な成功体験と確かな効果を得ることにより、JAの自己改革実践への道筋をつける、その第一歩として有効なサービスです。

Problem solving

Before
膨大な「予約注文書」の入力業務を、1枚1枚手作業で実施。
After
手書きの注文書をスキャン、またはスマートフォン等から、直接注文。
入力作業・確認不要で、入力作業の人員縮小。
Before
書類回収からデータ化、経過の把握まで、多くの人員と時間を費やす。
After
迅速なデータ化と、各種データの「検索・抽出・分析」が可能。
Before
「予約注文書」の処理負荷が大きく、管理・提案・推進活動に制限が生じる。
After
全体の業務効率化により人員・時間の創出を実現。
より的確で、手厚い「対話推進活動」の実施。満足度向上、収益拡大に注力。

ソリューション詳細

紙書類のスキャンや、直接スマートフォン等からの注文で、入力作業完結

01

手書きの注文書を回収後、スキャナもしくは複合機を使用しスキャンするのみで、注文データが作成され、入力作業が完結します。また、配布された注文書に記載されているQRコード※1を認識することで、組合員のスマートフォン等から注文をすることもできます。従来のアナログ注文と、新たなデジタル注文の融合により、組合員は希望に沿った注文方法を選択し、職員は注文方法に関わらず、同一の業務フローで注文データを管理することができます。

データを「検索・抽出・分析」 現状の見える化

02

登録された注文データはブラウザを使用することで、検索・抽出することが可能となり、迅速かつ容易に注文状況の把握を行うことができます。

人員・時間を創出し「対話推進活動」における質の向上

03

「PiiRepo®」は分析機能を有しており、注文実績を集計、傾向分析により得られる「気付き」から、「対話推進活動」の強化へ繋げていただくためのデータを取得することが可能です。例えば、注文書未提出者へのコンタクト(利用促進提案)や、前年度の購入実績との比較等から購入適正量の推進が可能となります。また現状、注文データの項目にない、各JAが保有している“作付面積”や“施肥設計”などのデータを取り込み、組み合わせ、より深い分析を可能にする機能の拡張を計画中です。

その他メリット

04

【注釈】※1:QRコードは (株)デンソーウェーブの登録商標です。